Blenderで角を丸める方法

2024年10月28日blender,blender 便利

この記事では、Blenderでオブジェクトの角を丸めるベベルを使った方法を紹介します。

ベベルモディファイアーを使用する方法

1. オブジェクトを選択し、プロパティパネルの「モディファイアープロパティ」を開きます。
2. 「モディファイアーを追加」から「ベベル」を選択します。
3. 「量」の値を調整して、角の丸みの大きさを設定します。
4. 「セグメント」の数を増やすと、より滑らかな丸みになります。

頂点と辺のベベルの違い

• 「頂点」か「辺」を選択できます
• 「頂点」モード：頂点を中心に全方向に丸みをつけます
• 「辺」モード：辺に沿って丸みをつけます
• 用途に応じて使い分けることで、より意図した形状を作ることができます

ベベルの制限設定

• 「制限方法」で「重み」「角度」「頂点グループ」から選択できます
• 「角度」を選択すると、指定した角度以上の角のみがベベルされます

編集モードでベベルを使用する方法

1. オブジェクトを選択し、編集モードに切り替えます。
2. 丸めたい辺または頂点を選択します。
3. Ctrl + Bを押すとベベルツールが起動します。
4. マウスを動かすか、数値を入力して丸みの大きさを調整します。
5. マウスホイールを回転させるか、セグメント数を入力して分割数を調整します。

左クリックを押すと左下にベベルメニューが表示されます。デフォルトではメニューは閉じられています。

ベベルのオプション設定

※ 他にもいろいろな設定がありますが、ここでは一部のみを紹介します。

シェイプ

ベベルの曲面の形状を設定

法線のハード化

周囲の面は平らに保たれ、ベベル面は滑らかにシェーディング

重複の回避

ベベルした辺が他のジオメトリと重ならないよう、幅を自動で制限します（複雑な形状での重なりを防ぐ際に便利です）。

注意点

• 複雑な形状の場合、予期せぬ結果になることがあります
• トポロジーによっては、丸みが綺麗に出ない場合もあります。必要に応じてエッジループを追加すると、良い結果が得られることがあります。

さいご

今回は、Blenderでオブジェクトの角を丸める方法として、ベベルモディファイアーと編集モードのベベルツールの2種類を紹介しました。モディファイアーを使用すると、後から設定を調整できるため、非破壊的な作業が可能です。一方、編集モードのベベルは、細かな調整が必要な際に便利です。

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