Blender 3Dカーソルを即座に原点にリセットする方法

この記事では、Blenderで3Dカーソルを誤って画面の端や予期せぬ位置に移動させてしまった場合に、3Dカーソルを簡単に原点に戻す方法を紹介します。
3Dカーソルが思わぬ場所にあると、新しいオブジェクトの配置やスナップ操作に支障をきたすため、素早くリセットできる方法を覚えておくと作業効率が向上します。
3Dカーソルとは
3Dカーソルは、新しくオブジェクトを作成する位置や、特定の操作の基準点になる重要な要素です。デフォルトでは、3Dカーソルはグリッドの中央(座標0,0,0)に配置されていますが、必要に応じて位置を移動できます。
作業中に誤って移動させてしまっても、簡単に元の位置(原点)に戻すことができます。
3Dカーソルを原点に移動する方法
メニューから操作する方法
- Blenderの画面上部にある「オブジェクト」メニューを開きます
- 「スナップ」メニューを選択します
- 「カーソル→ワールド原点」を選択してください
この操作により、3Dカーソルが座標系の原点(0,0,0)に移動します。

ショートカットキーを使用する方法
キーボードのShift + Sキーを同時に押してスナップメニューを呼び出します
メニューから「カーソル→ワールド原点」を選択します
ショートカットキーを使用すると、素早く原点にリセットできるため便利です。

3Dカーソルのその他の便利な移動方法
選択オブジェクトへの移動
- Shift + S → 「カーソル→選択」で、選択中のオブジェクトの位置に3Dカーソルを移動できます
マウスクリックでの移動
- Shift + 右クリックで、クリックした位置に3Dカーソルを移動させることができます
注意点
レンダリング時にも3Dカーソルの位置が影響する場合があるため、適切な位置に配置しておくことが重要です
3Dカーソルの位置は、新規オブジェクトの作成位置や一部の操作に直接影響を与えます
意図しない場所に移動した場合は、原点に戻すことをおすすめします
さいご
今回は、Blenderで3Dカーソルを原点に移動する方法を紹介しました。Shift + Sのショートカットを覚えておくと、意図しない場所にオブジェクトが作成されたり、スナップ操作で予期しない結果になるといった問題を未然に防ぐことができ、スムーズな作業が継続できると思います。
ご不明な点がありましたら、お気軽にコメントしてください。また、間違いがあれば、指摘していただけると幸いです。
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